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任天堂株が続伸、スイッチ2の抽選申し込みが国内で想定を上回る

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任天堂株は24日の取引で続伸し、一時前日比5.5%高の1万990円を付けた。約1カ月ぶりの日中高値。同社は前日、6月発売予定の家庭用ゲーム機「スイッチ2」の抽選に国内だけで約220万人の応募があり、想定を大幅に上回っていると明らかにしていた。

  ジェフリーズ証券のアナリストのアツール・ゴヤール氏は23日のリポートで、想定を上回る応募はスイッチの価格と消費者の購入意欲に関する悲観的な見方が誤りであることを示すシグナルだと指摘。スイッチ2のボトルネックは供給制約であり、需要ではないと述べた。

  任天堂のX(ツイッター)への古川俊太郎社長の投稿によると、24日の当選発表で多くの人が当選しないことが想定され、落選者は自動的に2回目の抽選販売に繰り越す。2回目の抽選を含めても全ての申し込みに対応できないといい、今後生産体制の強化を進めるという。

  スイッチ2は約8年ぶりの新型機で、現行機のコンセプトを受け継ぎながらボイスチャットなどの新機能を盛り込んだ。米国での販売価格が高いことやトランプ政権の関税影響を懸念する声もあるが、サードパーティーソフトが充実している点を評価する声もアナリストから上がり、好調な出だしが想定されていた。

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